ゆで卵の保存方法と賞味期限は?冷蔵庫に入れるのが基本! | カジタン

ゆで卵の保存方法と賞味期限は?冷蔵庫に入れるのが基本!

ゆで卵の保存方法と賞味期限 冷蔵保存

ゆで卵って、どうやって保存するのが正解?どれくらい日持ちするの?

あると便利な卵ですが、賞味期限が近くなった卵をまとめてゆで卵に!という方はけっこう多いのではないでしょうか?簡単に作れて朝食やお弁当にもピッタリのゆで卵ですが、今回は、ゆで卵の賞味期限や保存方法について解説します!

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ゆで卵の保存方法1
ゆで卵の保存方法
ゆで卵の保存方法2
煮卵にする
ゆで卵の保存方法3
卵フィリングにする

こちらの記事では、このような写真付きで【ゆで卵の保存方法と賞味期限】を分かりやすく紹介しています♪

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ゆで卵の賞味期限を伸ばす保存方法や、冷凍保存するレシピなどもご紹介していますよ。ゆで卵を正しく保存して、いつでも美味しく食べましょう。

この記事でわかること

  • ゆで卵の賞味期限
  • ゆで卵の保存方法
  • ゆで卵の賞味期限を伸ばす保存方法

ゆで卵の賞味期限は2〜3日!半熟と固ゆでの違い

何となく、加熱したゆで卵の方が日持ちしそうなイメージを持っている方は多いと思います。ですが、実際はゆで卵の賞味期限は短いです。

そして、殻をとった状態と殻付きとでも賞味期限は変わってきます。茹でている最中に殻にひびが入ってしまった場合は菌が繁殖しやすくなってしまうので常温での保存は避けた方が良いです。

ゆで卵にした場合の賞味期限の目安は次の通りです。

  • 半熟ゆで卵殻付き…12時間以内
  • 固ゆで殻をとったもの…12~24時間以内
  • 固ゆでヒビが入ったもの..2日以内
  • 固ゆで殻付き…3日以内

ゆで卵って、予想以上に日持ちしない…

ゆで卵は、冷蔵庫に入れて保存するのが基本。
カラをむいてしまったら、作ったその日のうちに食べたほうが良いです。カラをむかないほうが日持ちしますよ。
ゆで卵は、殻付きのほうが雑菌から守られるため、日持ちするようになります。

半熟卵なら作ってすぐに、固ゆでで殻付きでも3日以内には食べるようにしたほうが良いです。つまり、今日買ってきたばかりの生卵でも、ゆで卵にすると賞味期限は2〜3日という事になってしまうのです。

生卵よりゆで卵にした方が賞味期限が短いというのは意外ですよね!
ゆで卵は、そのままの状態・調理しない状態だと、作り置きには向かないことがわかりますね。

生卵の賞味期限は?

生卵の場合、生鮮食品なので賞味期限が気になる人も多いでしょう。日本卵業協会によると

  • 夏期(7~9月):産卵後16日以内
  • 春秋期(4~6月、10~11月):産卵後25日以内
  • 冬季(12~3月):産卵後57日以内

とされています。
(引用:日本卵業協会HPより)

卵の賞味期限はパック詰め後2週間程度として、年間を通して安心に「生食」ができる期間を表示しているようですので、保存環境や保存温度に問題がなけれは多少賞味期限が切れていたとしても安心て食べることができます。

ゆで卵を作る場合、生の賞味期限から見ていつ頃が作り時?

ゆで卵を作る際、新鮮な卵で作るより少し古いぐらいの卵の方が殻が剥きやすく、きれいなつるんっとしたゆで卵ができます。

それは、卵の白身に含まれる「炭酸ガス」にあります。卵が新鮮であるほど「炭酸ガス」が多く、茹でることで膨張し白身を殻に押し付けてしまうため、殻に白身がくっついてしまうと言われています。

炭酸ガスは日が経つほどにだんだん抜けていき、卵と殻の間に隙間ができるため、古い卵でゆで卵を作る方が殻は剥きやすくなり、食感も良くなると言われているのです。

殻に白身がくっついてボロボロになること良くありますよね…。新鮮な方が良いと思ってたけど、古い方が良かっただなんて…!

ゆで卵の保存は常温or冷蔵?

ゆで卵の保存は冷蔵庫が基本

生卵の保存方法

生卵の場合、真夏以外は常温保存でも可能だと知っていましたか?よくスーパーの卵売り場でも陳列は常温でされている事が多いですよね?しかし、直射日光を避けた風通しのいい場所の方が良いです。

ただ、長持ちさせるためにはサルモネラ菌の増殖を抑えるため10℃以下の冷蔵庫で保存する方がベストです。

ゆで卵の保存方法

殻を剥いたゆで卵
では、ゆで卵にした場合でも、常温保存は可能なのでしょうか?
答えはNOです。ゆで卵は、必ず冷蔵庫に入れて保存しましょう。

でも、生卵だと常温でも保存できるよね?どうしてゆで卵は冷蔵保存なの?

ゆで卵を冷蔵保存しないといけない理由は、加熱したことにあります。

生卵には、殺菌作用のある細菌を溶解する酵素「リゾチーム」が含まれていて、さまざまな細菌から卵を守っています。

しかしこの「リゾチーム」は、熱を加えると壊れてしまい、役目を果たさなくなるのです。

ゆで卵には卵を守る「リゾチーム」がないため、雑菌の繁殖を抑えるために冷蔵庫で保存する必要があります。

ゆで卵の日持ちを良くする保存方法

意外にもあまり日持ちしないゆで卵ですが、少し手を加えることで保存期間を延ばすことができます。

では、ゆで卵の日持ちを良くするレシピをいくつかご紹介していきましょう。

煮卵にして保存期間を延ばす

味付け卵にすると保存期間が長くなる

ゆで卵の賞味期限を延ばすには、味付け卵にするという手があります。

日持ちは、冷蔵保存で4~5日程度
煮卵作り
煮卵は、醤油やみりんなどで作ったタレにゆで卵を漬けておくだけで、簡単にできます!

ジップバックなどに好みのタレを作り、その中にゆで卵を入れるだけなのですが、空気を抜いて真空状態にすればタレが少量で済みますよ!
煮卵
1日付けるだけでしっかり味が浸み込んでとっても美味しくなります。

その他にも、浅漬けの素や白だし、塩こうじなどに漬けて味付け卵にする方法もあります。
味付け卵だけでもおかずが1品増えますし、おつまみやお弁当にもぴったりです。

味付け卵は保存がきくだけでなく、家事の時短にもなるのでおすすめですよ!

ゆで卵をマヨネーズで和えると冷凍保存も!

冷凍保存ならゆで卵をマヨネーズで和える!

ゆで卵を冷凍保存するなら、マヨネーズで和えた卵フィリングを作るのがおすすめ!

日持ちは、冷凍保存で1か月程度です。

まずは、ゆで卵をお好みの大きさに潰します。手間でなければ、この時に黄身だけ出しておくと後で黄身をきれいに残すことができます。
ゆで卵を潰す
この時、使うゆで卵は固ゆでがおすすめです。半熟だと後で混ぜるマヨネーズと混ざり合ってしまい、見た目があまりきれいに作れないからです。保存面を考えても、固ゆでの方が良いです。

ゆで卵を潰したら、マヨネーズで合えましょう。塩・コショウはお好みで。
卵が熱いうちに和えると味が馴染みやすいので、出来れば熱いうちに作るのがおすすめです!
マヨネーズで合える

ゆで卵を潰すときに黄身を出していた人はここで戻し、軽く崩しながら一緒に和えます。和えるときは、優しくさっくり和えると黄身もきれいに残りますよ。

完成したら保存用バックやタッパーなどに入れ、空気を抜きます。充分に冷ましてから冷凍庫で保存しましょう。
空気を抜いて冷凍庫へ
卵フィリングは、つぶしたゆで卵をマヨネーズとコショウで和えれば完成!サンドイッチとしてパンに挟んだり、タルタルソースにするなど色々と応用できる便利なお惣菜です。

ゆで卵をそのまま冷凍してしまうと、解凍後に中の水分が抜けてスカスカになってしまうので注意。

卵フィリングなら、調理過程で卵をつぶすのと、マヨネーズの油分でコーティングされるため、水分が蒸発しにくくなります。

ゆで卵をとにかく日持ちさせたいなら、マヨネーズで和えて卵フィリングを作ってみましょう!

ゆで卵の賞味期限は短い!すぐに食べよう

ここまで、ゆで卵の賞味期限と保存方法について見てきました。

最後に、もう一度おさらいしておきましょう!

ゆで卵の保存まとめ
  • ゆで卵の保存は冷蔵庫で!
  • ゆで卵の賞味期限:当日~3日程度
  • 味付け卵:冷蔵4~5日程度
  • 卵フィリング:冷凍1か月程度

ゆで卵って簡単に作れて便利だけど、日持ちしないのね……と思っていたら、調理方法によっては保存がきくんだね!

料理にもいろいろ使えそうだから試してみよう!

もちろん、保存期間はあくまでも目安です。諸条件によって賞味期限は変わってくるので、傷みなどがないかよく確認してくださいね。

ぜひこの記事を参考に、あなたもゆで卵を保存して、家事を時短してください!

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