アルコール除菌スプレーの作り方!無水エタノール・消毒液 | カジタン

アルコール除菌スプレーの作り方!無水エタノール・消毒液

無水エタノールで消毒液の作り方

風邪や食中毒の予防に「アルコール除菌」を普段から行っている方は多いと思います。

ですが、冬や季節の変わり目になると病気などが流行し、「消毒用エタノールが品切れ」になり、困った経験はないですか?

そんなときに試して欲しいのが、「手作り消毒液」です。

無水エタノールがあれば、自分で簡単に作ることができるので、ご紹介しますね。

この記事でわかること

  • 消毒液を自分で作る方法
  • 希釈には精製水と水道水どちらがおすすめか
  • アルコールに使えるスプレーボトルの種類
  • 無水と消毒用、2つのエタノールの違い
  • 消毒液を作る際の注意点
  • 燃料用アルコールが使えない理由
  • 効果的な消毒方法
  • 物に使える塩素系漂白剤を使った消毒液の作り方

アルコール除菌スプレー・消毒液を手作りしよう!

無水エタノール・塩素系漂白剤を使ったアルコール除菌スプレーの作り方まとめ

↓より詳細な作り方はここから↓

無水エタノールで消毒液の作り方

手作り消毒液は、用意する材料も少なく、作り方も簡単です。

・材料
● 無水エタノール:200㎖
● 精製水(水道水でも可):50㎖
● スプレーボトル

※補足
● 無水エタノールと精製水(水道水)の割合「4:1」

・作り方
無水エタノールで消毒液の作り方
1.「無水エタノール:200㎖」をスプレーボトルに入れます

無水エタノールで消毒液の作り方
2.スプレーボトルに「精製水(水道水)50㎖」を注ぎ足します

無水エタノールで消毒液の作り方
3.スプレーボトルを軽く振り、混ぜ合わせたら完成です

たった3工程で「消毒液」が簡単に、自分で作ることができますよ。

無水エタノールで消毒液の作り方
今回は、「無水エタノール:200㎖」に対し、「精製水:50㎖」で調合しましたが、「4:1」の比率であればOKです。

必要に応じて、量を調整してみましょう。

関連記事:(2020年4月)除菌スプレーの最強おすすめランキング!ウイルス対策に安全な生活を!

消毒液は「精製水と水道水」どちらがいいの?

無水エタノールで消毒液の作り方
手作り消毒液の材料に使う「精製水」もしくは「水道水」どちらを使うべきか迷ってしまいますね。

そもそもこの2つは、どう違うのでしょうか?

・精製水と水道水の比較

特徴
消毒液のもち
精製水
不純物を取り除いた純度の高い水
水道水と比べると長もち
水道水
飲料用に消毒など不純物あり
精製水と比べるともちが短い

精製水は、ろ過・蒸留・イオン交換などを行い、「水の不純物を取り除いた純度の高い水」です。

そのため、衛生的で手作り消毒液の持ちがよくなります。

水道水は、飲料用に消毒などを行うため不純物が配合されています。

そのため、精製水で作ったものと比べると、もちが短くなってしまいます。

消毒液のもちを考えると、精製水を使った方が理想的ですが、品切れや品薄の場合は、無理に使う必要はありませんよ。

特に、精製水は「人工呼吸器を必要とする」人たちの必須アイテムだといいます。

品薄になり購入できないのは「命に関わる」そうです。

そういった場合は、精製水の購入は控え、消毒液を作る際は「水道水」を使いましょう。

エタノールに適したボトルは?

エタノールのに適したボトル

スプレーボトルに使用されるプラスチックには様々な種類がありますが、どれを使ってもよいのでしょうか?

いいえ、アルコールに適さない素材もあります。

・消毒液に使えるプラスチック素材
● ポリエチレン(PE)
● ポリプロピレン(PP)
● ポリ塩化ビニル(PVC)
※硬質のみ使用可

※ポリ塩化ビニル(PVC)には、「硬質と軟質」があります。アルコールに使用できるのは原則「硬質のみ」となります。

上記のプラスチックでできたスプレーボトルに、アルコールを入れることが可能ですが、まれに「アルコール使用不可」となっている場合があります。

使う前に、必ず確認するようにしましょう。

・消毒液に使えないプラスチック素材
● ポリエチレンテレフタレート(PET)

エタノールのに適したボトル
「PET」と書かれたプラスチック製のスプレーボトルは、基本的にアルコールを入れることができません。

まれに、「アルコール使用可能」となっているものもありますが、それ以外の「PETと記入」されたスプレーボトルは、アルコールには使用しないようにしましょう。

※使用不可のボトルに入れる危険性
● ひび割れ
● 溶ける
● 変色する

このように、スプレーボトルが破損する危険性があるので、「アルコール使用可能」となっているものを選ぶようにしてくださいね。

消毒液の携帯には香水アトマイザーが便利

消毒液の携帯方法
消毒液がどこにでも用意されていればいいのですが、お店によっては用意されていないところがありますよね。

そういったときのために、消毒液を持ち歩くと便利です。

「でも、荷物がかさばるのはちょっと困るなぁ」

なんて思いますよね。そんなときに便利なのが「香水アトマイザー」です。

香水アトマイザーとは、香水を持ち歩くための、ガラス製の小さなスプレーボトルです。

プラスチックには、アルコールが使用できない素材もありますが、ガラス製はアルコールが使用できますよ。

消毒液の携帯方法
香水アトマイザーなら、小型なので消毒液を携帯しても、荷物がかさばることがないので便利です。

無水エタノールとは?

無水エタノール
手作り消毒液の材料に使う「無水エタノール」をはじめて聞いた方も多いかもしれませんね。

無水エタノールも消毒用と同じエタノールですが、両者の違いは「エタノールの度数」になります。

・エタノール違い

種類
濃度
消毒使用
無水エタノール
99.5%以上
消毒不可
消毒用エタノール
76.9〜81.4%
消毒可能

無水エタノールは、エタノール濃度が「99.5%以上と高く」ほぼ水分を含みません。そのため名前に、「無水」と付くんですね。

濃度が高い分、揮発性も高いので、「消毒をする前に乾いて」しまいます。

そのため、精製水(水道水)で希釈し、消毒液として使えるようにする必要があります。

消毒用エタノールは、「消毒に最適な濃度に希釈」したエタノールです。

エタノールの濃度は、40%あたりから消毒の効果が現れ、「80%前後が一番最適な濃度」になります。

消毒用エタノールは、消毒に最適な「76.9〜81.4%」なので、「消毒用」と名前がついているんですね。

アルコール除菌スプレー・消毒液を作る際の注意点!

無水エタノールの注意点

消毒液は、「無水エタノールと精製水を混ぜるだけ」で簡単に作ることができます。

ですが、材料の一つ、「無水エタノールを扱う」際は、少し注意が必要です。

※注意点!
● 火気厳禁
● 粘膜に付けない
● 素手で触れない
● 直射日光にあてない

無水エタノールは濃度の高いエタノールです。その分、消毒用よりも「引火の危険性」が増します。

消毒液を自分で作る際は、必ず「火の気のない」場所で行いましょう。

また、無水エタノールは刺激も強めです。

粘膜(口や目のまわり)や素手で触れたりしないように気をつけてください。

もう一つの注意点は、「直射日光にはあてない」ことです。

直射日光にあてると、引火を引き起こす危険性があります。キャップをしっかりと閉じ、「冷暗所」で保存しましょう。

燃料用アルコールは使わない!

アルコールが不足のとき、唯一見つけた「燃料用アルコール」

「これって、消毒液の代わりにならないかしら?」

といった疑問が頭をよぎるかもしれませんね。

残念ながら、燃料用アルコールは「消毒液の代わりにはなりません」。それどころか「大変危険」です。

実はアルコールには、「エチルアルコール」と「メチルアルコール」の2種類あり、同じアルコールでも用途が違ってきます。

・アルコールの違い

種類
用途
毒性
エチルアルコール
(エタノール)
消毒
掃除
など
低い
メチルアルコール
(メタノール)
ランプなど
燃料用
非常に高い

普段、わたしたちが消毒用に使っているのが「エチルアルコール」です。

燃料用アルコールは「メチルアルコール」といい、同じアルコールでも種類が違い、毒性が非常に強いのが特徴です。

「目散るアルコール」と呼ばれることがありますが、理由は間違えて体内に入れてしまうと、「失明する危険性」があるからだそうです。

決して、「燃料用アルコール」は「消毒液の代わりにしない」でください。

関連記事:(2020年4月)除菌スプレーの最強おすすめランキング!ウイルス対策に安全な生活を!

正しい消毒法とタイミングは?

正しい消毒法とタイミング

あなたは正しい手指の消毒方法とタイミングご存知ですか?

せっかく自分で作った消毒液も、使い方やタイミングを間違えると効果を最大限に活かすことができませんよ。

では、どのタイミングで消毒するのが最適なのでしょうか?

・最適なタイミング
● 帰宅後
● トイレの後
● 調理前
● 食事前

帰宅とトイレの後は、自分が思っている以上に手指に菌がたくさん付着しています。

また、食事に菌が混入すると、当たり前ですが体内に菌が入ってしまいます。

病気にかかると自分も苦しいだけでなく、大切な家族も感染し苦しめることになります。

「帰宅後・トイレ後・調理前・食事前」は、必ず消毒を行ってくださいね。

正しい消毒手順をご紹介!

次に、除菌効果を高める「正しい消毒方法」を写真付きでご紹介します。

普段、消毒液を手指に吹きかけていただけの方は、一度確認してみましょう。

正しい消毒手順
1.手のひらに「水たまりが」できるくらいたっぷりと消毒液を出します

正しい消毒手順
2.手のひらを合わせ、しっかりとなじませていきます

正しい消毒手順
3.手の甲と指の間になじませます(両手)

正しい消毒手順
4.手のひらと指の間になじませます

正しい消毒手順
5.手のひらをかくように、爪の中にもなじませます(両手)

正しい消毒手順
6.反対の手で親指を握り、ねじるように擦ります(両手)

正しい消毒手順
7.反対の手で手首を握り、ねじるように擦ります(両手)

正しい消毒手順
8.最後に、乾くまで消毒液を擦り込みます

※消毒をする際の注意点!
● 手早く行う
● むやみに消毒をしない
● 消毒後は保湿する

消毒液に使われるアルコールは、揮発性が高いので乾かないうちに手早く行いましょう。

また、揮発性の高さから、手の水分を蒸発させてしまいます。

そのため、むやみに消毒を行うと、手荒れの原因になるので、適したタイミングで消毒を行うことが大切です。

消毒をした後は、手荒れ防止のためハンドクリームなどで保湿をすると安心です。

漂白剤でも消毒液は作れる!

漂白剤で消毒液の作り方

消毒に効果的なのは、アルコールだけではありません。

手指には使えませんが、物や家具などの消毒には殺菌力が強い「塩素系漂白剤」がおすすめです。

塩素系漂白剤も簡単に消毒液を作ることができます。チャレンジしてみましょう。

・材料
● ペットボトル:500㎖
● 塩素系漂白剤

・作り方
漂白剤で消毒液の作り方
1.よく洗ったペットボトル(500㎖)に「半分ほど水」を入れます

漂白剤で消毒液の作り方
2.ペットボトルのキャップで「2杯」塩素系漂白剤を入れます

漂白剤で消毒液の作り方
3.再度、「500㎖程度」になるまでペットボトルに水を入れ、よく混ざったら完成です

ペットボトル消毒液の使い方

塩素系漂白剤で作った消毒液は、手指に使用することはできませんが、殺菌効果はとても高いので、電気のスイッチや調理器具など、「物の消毒」に最適です。

・消毒に必要な物
● 塩素系漂白剤で作った消毒液
● キッチンペーパー
● 濡れ雑巾

・使い方
ペットボトル消毒液の使い方
1.ペットボトルに作った「消毒液」をキッチンペーパーなどに染み込ませます

ペットボトル消毒液の使い方
2.消毒液を含ませたキッチンペーパーで拭いていきます

ペットボトル消毒液の使い方
3.消毒液が残らないよう、しっかりと水拭きすれば消毒完了です

消毒液などが不足している場合は、「手指の消毒はアルコール」「物の消毒には塩素系漂白剤」と、うまく使い分けるといいですね。

ですが塩素系漂白剤は殺菌効果が高い分、注意が必要なこともあります。

※注意点!
● しっかりと水拭きをする
● ゴム手袋必須
● 漂白効果あり
● 酸性と混ぜない

塩素系漂白剤はとても強い薬剤です。仕上げには必ず「水拭き」と、使用中は「手荒れ防止にゴム手袋」を着用しましょう。

また、「漂白剤」と名前がついているように、物を脱色する力がとても強いです。色落ちが気になる物には注意してください。

塩素系漂白剤は、酸性製品と混ぜると「有毒ガス」を発生させます。

「命を落とす危険性」もあるので、酸性洗浄液などとは「ぜったいに混ぜない」よう気をつけましょう。

まとめ:消毒液は自分で作ろう!

普段の生活に欠かせない消毒液ですが、事前に作り方をマスターしておけば、不測の事態が起きても、すぐに対応できますよ。

● 無水エタノールと精製水(水道水)があれば消毒液は作れる
● 精製水も品薄なら水道水で作ろう
● アルコールは「PET」と記入されたボトルは使わない
● 香水アトマイザーがあれば消毒液の携帯に便利
● 無水エタノールは濃度が高いので、扱いに注意が必要
● 燃料用アルコールは消毒液には使えないうえに危険
● 消毒液は爪の先から手首までしっかりとなじませる
● 塩素系漂白剤でも消毒液は作れる
● 物の消毒には塩素系漂白剤がおすすめ

病気が流行すると不安になることも多いですが、慌てずしっかりと向き合い、お互い乗り切りましょう!

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