マダニの対策!ライム病にならない為の予防と駆除方法まとめ | カジタン

マダニの対策!ライム病にならない為の予防と駆除方法まとめ

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マダニの対策!ライム病にならない為の予防と駆除方法まとめ

「ダニは刺されるとかゆいけど命に関係ないし」

「部屋中ダニだらけで不潔だな~」(危機感がない)

「ダニって『タンスにゴン』で殺せるやつでしょう。あのCM面白いよね、ちあきなおみとか美川憲一とかも出ていたし」

緊張感のない会話です。みなさんマダニをご存じないようです。ダニは家庭の中に繁殖してかゆみなど厄介な症状の原因になるが命に別状はない、そういう花粉症に近いものだと思っているひとが多すぎます。

確かにダニは花粉症のようなくしゃみや咳の原因にもなりますが、それは一部のダニによるアレルギー症状です。しかし、ダニの中には、アレルギー症状どころか、命にかかわる病原体を媒介するものも存在します。

それが「マダニ」です。マダニに刺されると、致死率30%(発症すると3割死ぬ)の「重症熱性血小板減少症(SFTS)」をはじめ、厄介な病気である「ライム病」、「日本紅斑熱」など重篤な感染症の原因になります。

そんな危険な病気を媒介する虫、マダニはその辺の草むらにいるんですよね。
これは怖いですし、今まで何も被害がなかったのが幸運レベルです。

今回は特にマダニに刺されたときになりやすい「ライム病」の予防方法やマダニの駆除方法について考えて行きたいと思います。
この記事でわかること

  • マダニの特徴(写真)、生育環境、生態
  • マダニと他のダニの違い
  • マダニが媒介する危険な感染症
  • マダニに噛まれないようにする方法
  • マダニの駆除法

マダニに捕食される先生・・・

実はちょうどこの記事を書く数日前、こういうB級っぽいアニメ映画を筆者は見ていました。


出典:劇場版『巨蟲列島』公式サイト

飛行機事故で遭難した高校生のクラスが漂着した島は、何らかの影響で昆虫が巨大化していた!というものですが、作中に巨大化したマダニの巣に入ってしまい、先生がマダニの生贄になるというグロいシーンがありました。

その時、虫博士である主人公が言ったのは

「マダニは病気を媒介する」

「特にライム病に注意」

ということでした。何千匹というマダニが先生を覆うというショッキングなシーンでしたが、普通に島に生息している昆虫の中にマダニがいるという事実、そして非常に危険だということが分かると思います。

(マダニに全身を覆われる先生)

via GIFMAGAZINE

実際のマダニはこの数百分の1の大きさですが、マダニの巣にいる小さなマダニはこのくらいいるようで、うっかり紛れ込んだら大変なことになります。意外に注意しないとマダニは危険なのでは?ということでマダニの特徴や駆除方法について説明します。

マダニの生態をまとめます

まず、マダニがどのようなものなのかまとめてみました。

マダニの全長【写真付き】

マダニの全長

マダニは肉眼でも確認できる大型のダニです。通常のダニ多くは肉眼で見ることができませんが、マダニははっきりと見ることができます。

大きさは吸血前で3㎜。吸血後は10㎜(つまり1㎝)まで大きくなります。1㎝もあればさすがに気付きますよね。血を吸ったあとのマダニは、ダニというよりテントウムシのように見えます。

マダニを含めた。大型の吸血性のダニをtick、それ以外の小型のダニをmiteと呼びます。布団やベッドにいるツメダニなどはmiteで別の生物と考えてもいいくらい生態が異なります。家の中にいるmiteダニは目視できないダニですが、マダニは目で見ることができます。

吸血前のマダニ

吸血前のマダニ

吸血後のマダニ

吸血後のマダニ

次の項で述べますが、マダニは吸血性で、血を吸うと体が血で3倍くらいに膨れあがります。確かに吸血後のマダニは、ダニというよりテントウムシですよね。これが皮膚についていたら一大事です。

マダニは吸血性でその過程で病気が媒介される

マダニの病気媒介

マダニは人の血をエサにしている吸血性のダニです。吸血するというと蚊を思い浮かべますが、蚊はストローのような針を皮膚に刺して血を吸いますが、マダニの場合は噛んで血を吸います。

まるでドラキュラが人の肩に牙をたてて吸血するように、鋏のような歯で皮膚を切り裂き、皮膚下の血管から血を飲んでいきます(うわー)。

この際、マダニの体液が噛んだ宿主(人間や動物)の体内に分泌されます。病気、感染症はこのようにして媒介されていきます。ずっと、病原菌が入っている注射をされているようなもので、感染力が高いのも納得です。

また、マダニが噛んでもかゆみや出血がないケースがあり、場所によっては何時間も気付かないことがあり、余計病気に感染するリスクが高まります。ダニに刺されるとかゆいというのは室内や屋内にいる小さなダニに刺されたときのことで、マダニはかゆくなく気付かないことがあると知っておいてください。

蚊が血を吸うのは一瞬ですが、マダニの吸血時間はそれと比較して非常に長く、雌成虫の場合は6日~10日になるともいわれています。それまで気付かないこともあるわけで怖すぎます。どんどん病原菌が体内に注入されていきます・・・。

マダニが棲む場所は・・

マダニは屋外にいる!

マダニは基本的に室内には棲みません。野原、山林、山道、公園、河川敷、草地、草原・・・、アウトドア環境ならばどこでもマダニが潜んでいます。一番多いのは、本来の宿主(野生動物:鹿、イノシシ、ウサギ等)がいる森の中です。

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また、民家の裏山、自分の家の庭、畑、あぜ道・・・、家の周りの自然環境の中にもマダニは潜んでいます。

つまり、外出しているときは常にマダニに噛まれるリスクがあると言ってもいいくらいです。

マダニの活動期は、3~4月頃から始まり、10~11月頃が本格的な活動期になります。つまり、真冬以外はマダニに遭遇する危険性があるのと、他のダニのように高温多湿の梅雨~真夏が最盛期ではないということを意識してください。

マダニに噛まれるとこうなる!

マダニに噛まれると、上述のようにたいしたかゆみや傷みがない中でどんどん血を吸われていきます。その間にも重篤な病原菌が体内に入っているかもしれません。

※人の手に群がるマダニ

※人を噛んでいるときのマダニ

※吸血する前のマダニと吸った後のマダニ

※マダニに噛まれた痕はこうなる

吸血するとこんなに大きくなるのか、と驚くはずです。これはさすがに気付きますよね。

注意
噛んでいるマダニを発見した場合、絶対に手で払わないでください。
手で払うと、マダニの頭は取れますが、口が皮膚に残ります。
それに気付かないと、病原菌の点滴を延々打たれている状況になってしまいます。

最善の方法は「皮膚についているマダニを見つけたら、払わずにそのまま皮膚科や総合病院へ直行」です。

twitter2番目の人は、そのまま病院へ直行し、患部を切除→縫うという外科的治療を受けました。
マダニに噛まれたときはそのくらい「手術」しないとダメなんです。

マダニの特徴、他のダニとの比較を表にしました

マダニの特徴を表にして、家のベッドやソファーなどによくいる「ツメダニ」と比較してみました。同じダニですが、もう全く違うものだということがお分かりいただけるはずです。

マダニ ツメダニ
全長 3㎜~10㎜(1㎝) 0.3㎜~1.0㎜
肉眼 見える 見えない
刺し方 吸血(噛む) 爪で刺すだけ
寄生先 自然動物や野草 布団、ベッド、マット
いる場所 屋外、自然の中 家の中の布団やベッド
エサ 動物の血液 他のダニ、小昆虫
多い時期 10月~11月 梅雨~9月、暑い時期
刺す場所 血管周辺 お腹、太もも、腕等
かゆみ かゆくない場合も とてもかゆい
かゆみが出るのは 出ないことも 半日~2日後
かゆい期間 長期のことも 7日前後
腫れの大きさ 数㎝ 1㎝
刺された痕 紅斑(出ないことも) 腫れのみ
病気 重大な病気を媒介 かゆみと腫れのみ

代表的なマダニ感染症を紹介!マダニによって媒介される「ライム病」とは?

マダニ感染症

ここでは、マダニに噛まれ、吸血されることで感染するライム病をはじめとした感染症について触れたいと思います。上で書いたように気付かないと、、マダニに何時間も何日も噛まれ続け、病原菌が身体に入り続けます。抗体がなければ感染症を発症してしまいます。

ライム病

ノネズミやシカ、野鳥などが持っている菌がマダニよって媒介し、発症する感染症です。人獣共通感染症で、感染症法における四類感染症に指定されています。野生動物は感染しても発症しませんが、野生ではないペットや人間は感染するとライム病として発症することがあります。

マダニに噛まれた場所が紅斑(赤い斑点)状に腫れることが多いですが、腫れないこともあります

第Ⅰ期 インフルエンザのような症状(高熱、悪寒、倦怠感、リンパ節の腫れ、筋肉痛、関節痛など)が出ます
第Ⅱ期 皮膚症状、神経症状(髄膜炎、脊髄神経根炎、末梢性顔面神経麻痺)、心疾患、眼症状、関節炎、筋肉炎などが重篤化します
第Ⅲ期 性萎縮性肢端皮膚炎、慢性関節炎、慢性脳脊髄炎、角膜炎など(数年後の場合もあり)

抗生物質で治療できますが、怖いのは治癒後の「ライム病治療後症候群」です。治癒した後も、疲労感や傷みが消えず、耐えきれないで自殺が増えるというデータもあります。実は完治は難しい病気なのかもしれず、罹ってしまうと死に至らずとも非常に厄介な状況になります。

ライム病によって死に至ることは稀ですが、数か月入院するケースもあり、まったく油断できません。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

実はライム病よりも怖い病気です。日本由来の病気はライム病の方ですが、こちらは外国から持ち込まれた病気で、2013年に国内で初めての死者が報告されました。

1年間に国内で発症する人約100名、うち死者約30名。
そう、致死率30%の非常に危険な病気なんです。それをマダニが媒介します。

「SFTSウイルス」により引き起こされる感染症で、1週間~2週間の潜伏期間を経て発熱、嘔吐、下痢などの症状が現れます。

重症患者は、血球貪食症候群を伴い、発熱や出血が出て死に至ります。エボラ出血熱やクリミア・コンゴ出血熱のような出血熱の病気ですから、その危険性がご理解いただけるはずです。

日本紅斑熱

発熱、発疹(紅斑)、倦怠感、関節痛、筋肉痛などが起きます。
死に至ることは稀ですが、マダニによって発症する感染症です。

Q熱

40℃近い発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、咽頭痛、全身の倦怠感などやはりインフルエンザに近い症状が出ます。
そのうちの20%が肺炎や肝炎の症状も併発するので注意が必要です。

なかなか治らず、慢性のQ熱に移行すると、風邪、インフルエンザ症状のほか、不眠症、抑うつ症状、慢性疲労症候群など精神疾患の症状も出てきて、完治が難しくなります。

回帰熱

日本では稀ですが、アメリカやヨーロッパで罹ることがあります。「回帰」の名前の通り、最初に出たインフルエンザのような症状が一度消えますが、また症状が出て、再び消える、を繰り返し徐々に重篤化し、肝機能障害、心筋炎、脳出血、脾腫、大葉性肺炎などが起き、致死率は数%~30%と言われます。

このように「たかがダニ」と侮っていると、致死率30%というヤバい病気に感染したり、後遺症が残る病気になったり、まったく油断できないことが分かります。しかも、マダニは外に出ればそこら中の草むらや森林にいるわけで、家の中のダニとは次元の違う危険、リスクがということが分かるはずです。

何とかして、マダニに噛まれないようにしないといけませんね。

ライム病など感染症にならないための予防方法

マダニに噛まれず、ライム病等に罹らないようにするにはどうすればよいのでしょうか?その方法をお伝えします。

まずマダニに刺されない予防方法です。

草むらに近づかない

マダニが生息している木々や草が生い茂る場所に立ち入らないのが一番の対策です。

とはいえ、「外出するな」「ハイキングもダメなのか」と言われるとそうでもなく、意味もなく明らかにマダニが多そうな場所を避けましょうという意味です。

肌の露出が少ない服装で立ち入る

草むらや森林に行くときは、手、足、首を隠して、マダニに噛まれそうな面積を小さくします。

具体的な服装
  • 手袋、軍手をする
  • シャツの袖を手袋に入れる
  • 長靴やブーツを履く
  • ズボンの裾を長靴に入れる(スカートは厳禁)
  • シャツの裾をズボンの中に入れる
  • 帽子をかぶる
  • ハイネックのシャツを着るか首にタオルや手ぬぐいを巻く
そう、農家の人が農作業をする格好です。
暑い夏にはとんでもない、と思われるかもしれませんが、自然の中に入る際はこのくらい完全防御するのも時には必要だということです。

秋(10月~11月)の軽装での登山やハイキングは外が寒くなるので危険と言われていますが、マダニ対策としても、最盛期に軽装で行くのは危険だということです。

帰宅後はマダニが付いていないか注意する

上述のようにマダニに噛まれても気付かないことが多く、何日もマダニは噛みついたまま離れません。
できれば家の中に入る前に上着を脱ぎ、そのまま袋に入れて洗濯機へ放り込んでください。

また、お風呂やシャワーで念入りに体を洗うのも忘れないでください。

もし体のどこかにマダニが付着していたら、払い落さずにそのまま病院へ行ってください。

忌避剤、虫除けスプレーを使用する

どうしても草むらに入る必要があったり、ハイキングに行きたかったりする場合、事前に虫よけスプレー(忌避剤)を噴射しておきましょう。

虫よけスプレーには、マダニが嫌がる天然成分や香りが配合されている商品があり、なるべく虫よけ成分が強いものを使ってください。

虫よけスプレーについては最強の虫除けスプレーのおすすめ!用途別ランキングに詳しく書いていますが

・ディート30%
・イカリジン15%
のいずれかのタイプの虫よけスプレーを使ってください。
家の中のダニならばハーブタイプも可ですが、マダニは大きく、1匹に噛まれただけでも大変なことになるので、強力な効果のあるスプレーを使います。

刺激も強いので使いたくないという人もいるかもしれませんが、マダニに噛まれるリスクと比較すれば、強いスプレーを使うのは仕方ないです。

マダニは駆除できるの?その方法は?

野外にいるマダニはまず駆除できません。
山林やハイキングロードのマダニを駆除しようと思ったら、周囲の虫を絶滅させるレベルの農薬が必要になります。

ただし、家の庭や自分の畑レベルであれば駆除できるかもしれません。
範囲を限定しての駆除は可能、と思ってください。

庭や畑のマダニを駆除する方法

自分でコントロールできる範囲(庭や畑)の自然の中に潜むマダニの駆除方法を説明します。

1.薬剤を庭や地面に殺虫剤噴射する

ヤブ蚊マダニジェット園芸用品の「ヤブ蚊マダニジェット」という殺虫剤&虫よけスプレーを噴射します。
噴射したところにいるマダニやヤブ蚊を殺虫するとともに、8時間程度寄せ付けない効果があります。

ヤブ蚊マダニジェット 屋外用 480mL|アース製薬

似たような殺虫剤&虫よけスプレーはあるので、薬局あるいは園芸用品のお店などで聞いてみましょう。ポイントは「屋外用」を使うということです。室内用の殺虫剤は効果が弱く、周囲に拡散してしまいます。

それだけ屋外用の殺虫スプレーは強いということですが、作業する前に一通り噴射していくと安心です。

もちろん、虫を殺す成分が入っているので、野菜にかけてしまうと毒になります。なるべく口に入れるものにはかからないように、もしかけてしまった場合はしっかり洗い流してください。

殺虫スプレーは花弁を変色させることもあるので、観賞用の花にもかからないように注意してください。

2.農薬を使う

殺虫スプレーよりも農薬のほうが抜群に効果があります。ただ、農薬は誰でも使えるわけではありません。

「農薬管理指導士」「農薬適正使用アドバイザー」「毒物劇物取扱責任者」といった資格が必要になり、都道府県によって必要資格が異なります。

これらを持っていれば農薬でマダニを駆除できますが、そういう人は農家の人でしょうから、ここで説明しなくてもわかっているはずです。普通に家庭菜園や庭で園芸するレベルの人だと農薬は使えない可能性があります。

農薬を取り扱える資格を持っている人は、農協や園芸用品のお店、ホームセンターなどで購入し適切な用法容量で使用できます。

ペットを飼っている方は、当然ですが農薬の使用は要注意です。ペットが農薬を舐めてしまうと命にかかわります。そのあたりは農薬関係の資格を取る際に勉強するはずなので大丈夫だと思いますが・・・。

家の中のマダニを駆除する方法

基本的にマダニは野外に生息するので、家の中に入ることは稀ですが、衣服に付着して、あるいは植物にくっついて持ち込まれる場合があります。家の中でのマダニ駆除は、そのほかの家の中にいるダニ(ツメダニ、コナダニ等)の駆除と合わせて行いましょう。

1.畳やカーペットの中に薬剤を噴射する

ダニアース家の中にいるダニはツメダニやコナダニ、ヒョウヒダニなどですが、マダニが外から持ち込まれる可能性は0ではありません。

繁殖しやすい環境は、畳やカーペットであり、そちらのクリーニングを行うことで、他のダニも合わせて駆除することができます。

「ダニアース」などダニの駆除用のノズルを挿して、薬剤を噴射してマダニをはじめとするダニ類を駆除することができます。

意外なものとしてはクッションやぬいぐるみなど小物にマダニが付いていることがあります。こちらも薬剤を噴射するか、後述のように高温乾燥させることで撃退できます。

2.乾燥させるのはマダニにも有効

団乾燥機マダニは他のダニと同じように乾燥に弱く、布団乾燥機やコインランドリーでの高温乾燥で死滅させることができます。
ポイントは単なる乾燥ではなく高温で行うこと。布団を外に天日干しするだけでは逆に外にいるマダニが付着してしまう可能性もあります。

密閉した空間で、高温で乾燥させる、これによりマダニを駆除することができます。

3.掃除機を丁寧にかけるのも大切

掃除機マダニは他のダニと比較し、目視できるほど大きいということを最初に述べました。ということは、掃除機で吸い込むことも可能です。目に見えるわけですから、掃除機をかけて何も見えなくなれば、少なくともマダニは吸い込めたということになります。

少なくとも週一回、できれば2、3日に1回、丁寧に掃除機をかけましょう。
もちろ、対マダニ対策というよりも、様々な意味で掃除機をかけることは大切ですよね。目で見えるマダニならば、掃除機による駆除も有効です。

ただし、マダニは口だけ残して手で払われる、と書いたように、ものにしがみつく習性があります。
掃除機は早くかけて何往復もさせるより、ゆっくり吸引する方が効果的です。

マダニの駆除は定期的に、ただし他のダニ対策と一緒でOK

家の中にマダニがいる可能性はそこまで高くなりません。

それより、ツメダニやヒョウヒダニなど他のダニや蚊に刺される対策をした方がよく、それをすることで自然にマダニ予防やマダニ駆除になるというイメージです。

一方野外のダニは要注意です。ゴキブリと同じように、マダニを庭や畑で見つけた時、そのマダニは全体のごく一部です。「1匹のゴキブリを見つけたら00匹のゴキブリがいると思え!」と同様に、見つけられるマダニはごく一部です。

しかも、ゴキブリよりはるかに危険性があるわけで、定期的に駆除するのが何にも増して重要です。
マダニ幼虫や卵も同じ法方法で駆除することができます。

ペットがマダニに噛まれたときは?

ペットがマダニに噛まれたら

マダニは人間だけではなく、犬や猫などペットに噛みつくこともあります。
体が小さいペットはより重篤な症状が出ることもあるので注意してください。

肌に噛みついていることが分かったらすぐ動物病院へ

人間と同じように吸血中のマダニを払いのけるのは危険です。
マダニの口だけが肌に残ってしまうと炎症が拡大していきます。

そのまま近くの動物病院へ連れていき、獣医の処置を受けさせましょう。

ペット用のマダニ駆除剤を使う

マイフリーガード

ペット用のマダニ駆除剤というものがあります。市販されていますし、通販で買うこともできますが、動物病院で獣医の指示のもともらってきてもいいでしょう。

例えば
マイフリーガード 犬用 M(10~20kg) 6本入り [ノミ・マダニ駆除剤]

マダニ駆除剤は、ノミや他のダニも寄せ付けない効果があり、あらゆる種類の駆除剤を使う必要はありません。

注意していただきたいのは、マダニ駆除剤はマダニを寄せ付けない、マダニの肌への吸着を防ぐ薬であり、すでに噛まれている場合効果はありません。マダニに噛まれて、体内に入っている病原菌を退治するものではないので、マダニが付着しているのを確認した場合、動物病院へ連れて行くことが必要です。

過度に恐れず適切な準備をすればOK

以上マダニについて説明しましたが、野外にマダニがたくさんいるのではなく、草むらや森林に無防備な状態で入ると噛まれるリスクがあるということです。

特に秋、10月~11月は軽装でそうした場所に入って行きがちですが、そうすると気付かない間に皮膚にマダニが付いているかもしれないということです。

「これはマダニ?」と思ったら慌てず、そのまま皮膚科などへ直行してください。
皮膚にくっついている1㎝くらいの虫がいたら要注意です。

一方、家の中の場合、マダニよりも他のダニにまず注意しましょう。

家の中のダニ対策がそのままマダニ対策にもなります。

マダニの対策!ライム病にならない為の予防と駆除方法 まとめ

マダニ まとめ
  • マダニは通常のマダニよりも大きく目視できる
  • 野外、特に草むらや山林に多く潜んでいる。家の中には基本的にいない
  • 人を噛んで血を吸い身体が3倍くらいに膨れ上がる
  • ライム病や重症熱性血小板減少症候群など命にかかわる感染症を媒介する
  • 噛まれてもかゆみがない場合もあり気付かない
  • 噛んでいるマダニを振り払うと歯だけが皮膚内に残り感染症リスクは継続する
  • 最大の予防はマダニの繁殖地に近づかないこと
  • どうしても草むらや山林に行く場合、皮膚の露出を可能な限り減らして、虫よけスプレーをかけていく
  • 自宅の庭や畑のマダニは殺虫剤や農薬で駆除が可能
  • 家の中に入ってきたダニも他の家の中のダニ駆除方法である程度対応できる
  • 目視できることを利用し、丁寧なクリーニングを行えば予防は比較的容易
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