ハウスクリーニング業者の選び方!失敗しないためのチェックポイント

「ハウスクリーニングを依頼したら、逆に汚されてしまった」「大切なものが壊されてしまった」「時間通りに来なくて、追加料金を請求された」

ハウスクリーニングは高いお金を支払って依頼するものですから、安易に妥協すると思わぬ結果になることもあります。

また、他人を家の中に上げるわけですから、情報漏洩や盗難など「まさか!?」と思うようなことも可能性ゼロとは言えません。つまり、家の中隅々まで見られることを前提にしなければならず、信頼できるハウスクリーニングサービスであることが最低条件です。

そうした信頼できる業者を見極めるには、どこをチェックすればよいのでしょうか?今回は、失敗しないためのハウスクリーニング選びについて考えてみたいと思います。

<この記事で言いたいことはざっくりこれ!>

・ハウスクリーニング業者、大手・中小・個人の違いが理解できます
・見かけの価格ではなく総合的にコスパがいいのは大手ハウスクリーニング業者です
・安くサービスよくクリーニングが受けられる方法を知ることができます
・業者選びに失敗しないためのチェックポイントが理解できます

大手ハウスクリーニングサービスを選ぶメリット

ハウスクリーニング業者を選ぶ際、中小業者ではなく大手ハウスクリーニング業者を選ぶとよいと言われています。

「大手の方が高いのでは?」と思われるかもしれませんが、メリットの方が大きいようです。具体的にどのくらいのメリットがあるのでしょうか?見ていきたいと思います。

長年培った掃除のノウハウと豊富な実績

大手ハウスクリーニング業者は多くの消費者から信頼されているからこそ、大手として経営が成り立っています。

その信頼を得られるのは、豊富な実績に裏打ちされた掃除のスキルとノウハウがあるからこそ。これが中小業者より大手ハウスクリーニング業者に依頼したほうが確実だと言われる所以です。

例えばおそうじ本舗では、企業独自で開発した専用の洗浄剤が何種類もあります。それを使用して掃除のプロが現地で汚れ種類や度合いを見極め、様々な場合に応じて的確に汚れを落とせるように洗浄剤を配合し、クリーニングを行っているのです。

これは豊富な実績とノウハウを持っているおそうじ本舗ならではと言えるでしょう。



スタッフの研修制度がしっかりしている

大手ハウスクリーニング業者の場合、清掃スタッフの研修制度がしっかりしています。お客様の家の中を清掃するわけで、パートでもできるような素人仕事ではなく、一定レベルに達しないスタッフはそもそも現場に出さないという姿勢が徹底しています。

この点は「家事代行」とは大きく異なります。買い物、洗濯、料理、清掃等様々なことを一定レベルで行う家事代行は、どちらかというと「ゼネラリスト」的なスキルになります。

一方、ハウスクリーニングは清掃に特化した「スペシャリスト」的な働き方になります。スペシャリストとしてお金をもらうわけですから、暇な人が誰でもできるわけではなく、

万が一の場合も企業が全面的に補償

ハウスクリーニングで心配なのは、清掃中に物を壊したり、傷をつけたりしてしまうことだと思います。

思い出の写真や、ご先祖様から代々譲り受けているものなど「プライスレス」のものが壊れてしまうのは、もうどうしようもありませんが、修理や取り換えで何とかなるものもあります。

何かを壊してしまった時の弁償、保証については、大手業者の方がしっかりした決まりがあり、契約書にも書かれていて、最悪、金銭的な補償をしてくれます。これは、企業で保険に入っているからできるサービスであり、中小業者や個人にお願いする場合、彼らはこうした保険に入っておらず、クリーニングの契約書にも補償の項目がなく、そのまま泣き寝入りせざるを得ないということもあり得ます。

万が一の場合の金銭的補償、あるいは原状復帰を先方負担でやってもらえることを考えると、やはり大手ハウスクリーニング業者にお願いした方がよさそうです。

企業サイトが充実!サービスや料金設定がわかりやすい

実際にハウスクリーニングとしてどのようなサービスがあるのか、価格はいくらなのか、何が基本料金に含まれて、何がオプションなのか、その内容をまずHPで確認する、という人がほとんどだと思います。

大手ハウスクリーニング業者のHPならば、それぞれの料金や含まれるサービス等がわかりやすく掲載されています。中小業者や個人だと、HPそのものがない可能性もあり、その場合「言い値」でクリーニングをお願いするしかありません。

料金やサービスが不明朗だと、依頼するときに不安ですよね。大手ハウスクリーニング業者ならば、明朗会計、いくらかかるのか、事前見積もりやメール、ウェブチャット対応などで、事前にはっきりさせることができます。



ダスキンハウスクリーニング

中小のハウスクリーニング業者を選ぶなら

大手はやはり高そう、近くに小さなクリーニング業者があり、そこにお願いしてもいかなぁ、など中小のハウスクリーニング業者を選んでみようと考えている方は、以下の2つのクリーニング協会に加盟しているかどうか、事前にHPや広告などで確認してみてください。

この2つの協会に加盟するためには、ハウスクリーニングを行うためのスキルや機材が揃っていることが条件であり、講習会や検定試験などを受講することが必要です。

つまり、この2つの協会どちらか、あるいは両方に加盟している中小の業者であれば、一定レベルのスキルは担保されており、クリーニング技術がダメだったというリスクは低いものと思われます。

したがって、この2つの協会加盟マークがあるかどうかが、ハウスクリーニングを依頼するにあたっての一つの目安になると言えるでしょう。これらに加盟していない業者は避けた方が賢明です。

マーケット系比較サイトで依頼するなら注意が必要

大手ハウスクリーニング業者や中小業者で研修を受けていても所詮付け焼刃、個人として抜群のクリーニングスキルを持っている人に頼みたいわ
個人事業主として仕事を請け負っている人ならば、会社に依頼するより安くできるかも?

自分は交渉がうまいからもっと値切れるはず!

そういう人は直接、クリーニングを行っている個人に依頼することになります。確かにスキルがあり、会社に頼むより安くやってもらえるのであれば、別にクリーニング業者のブランドなんてどうでもいいですよね。

その場合、「マーケット系比較サイト」というところで、クリーニングをしている個人を探します。


具体的には下記に挙げているようなサイトです。

くらしのマーケット

生活手帖

登録業者の身元について確実な保証はない

確かにマーケット系比較サイトで探すと安いのですが、利用する前に注意していただきたいこともあります。

個人クリーニング業者が比較サイトに登録する際には、免許証など本人確認書類を提出するようですが、本当に本人なのかまで厳格な確認はしないと言われています。つまり、他人を偽って登録することも可能であり、上述の「NPO法人日本ハウスクリーニング協会」や「公益社団法人全国ハウスクリーニング協会」の会員証の提出まで求めません。

登録している個人業者の身元保証がないのが、依頼する方を不安にさせてしまいます。

もっと言うと、ズブの素人が登録しているかもしれず、もっと言うと開業届を出していない人や、会社員や主婦の片手間にやっている人もいるかもしれません。

だからダメだ、ということではありませんが、スキルが担保されていない人に依頼するのは、リスクがあると思いませんか?

料金相場より高すぎても安すぎても注意

比較サイトで実際に検索していただくとわかりますが、基本的に大手ハウスクリーニング業者と比べて安めの価格を提案している個人の方が多いのですが、大手の倍の値段を提示したり、逆に数分の1の値段を提示していたり様々です。

もちろん、本当に腕があり、価格に見合う仕事を高い金額で請け負っている人もいますが、情弱をだますぼったくり価格を振っかけている人もいます。

逆に安すぎる人は「安かろう、悪かろう」で、ほぼ素人同然のスキルしかない人が、自信なく登録しているだけかもしれません。

比較サイトでいい業者かどうか見分ける目安があります。それはハウスクリーニング料金が相場からかけ離れていないかどうかということです。

  • ハウスクリーニング料金が大手の半額以下
    →スキルがない素人の可能性あり
  • ハウスクリーニング料金が大手の70%~80%
    →妥当、大手の安心感と天秤にかける
  • ハウスクリーニング料金が大手とほぼ同額
    →補償、保証を考えたら大手の方が得では?
  • ハウスクリーニング料金が大手より高い
    →口コミを参考にする。本当にスキルがある熟練者の場合も
  • ハウスクリーニング料金が大手の倍以上
    →ぼったくり価格の可能性がある。情弱をだます!?

これを参考にしていただければと思います。

業者と連絡がつかなくなる可能性もある

身元保証がないということは、途中でバックレる、連絡がつかなくなる可能性もあります。約束した日時に来なかった、いきなり一方的にキャンセルされた、こういうことがあっても、仲介サイト自体は関与しないので、どうすることもできなくなります。

仲介サイトでは、トラブル防止のため連絡先を伝えず、サイト内でのやりとりに限定しているところもあります(マッチング、お見合いサイトみたいな感じです)。

しかし、一方的に連絡がつかなくなるケースも想定し、連絡先やメアドを可能な限り聞き、業者名で検索して確かにその業者がいることを確認しておいてもいいでしょう。

業者とのトラブルがあってもサイト側は介入しない

大手ハウスクリーニング業者の場合、クリーニング結果に納得がいかなければ、全額返金や無料でやり直しができるところもありますが、比較サイト経由だと、対個人になりトラブルの原因になります。

「これがオプションだとは聞いていない」
「全然きれいになっていないじゃないか!」
「最初契約した金額と違う!」

こうなっても、サイト側は関知せず、当人間で解決してもらうことになります。訴訟リスクも発生しますし、業者が破損や破壊をした場合の補償についても行われないかもしれません。私人間の契約になるので、契約書を交わさず、口約束でも契約は完結してしまう怖さがあります。

自分で個人賠償保険等に入っていれば、何とかなるかもしれませんが、入っていなければ・・結構揉めると思います。

ハウスクリーニング業者を選ぶときはココを見る!

大手、中小、個人、ハウスクリーニング業者には大きく分けて3つあり、それぞれメリットやデメリットがありそうだ、ということがわかりました。大手だけでもハウスクリーニング業者は10社以上あります。中小や個人を入れれば、何百社、何千社・・選ぶのが大変です。

どういう基準で選べばいいのか、ココに注目すべきというポイントを挙げたいと思います。

料金の範囲内でどこまでの作業が可能か

見かけ上の料金は安くても、実は本当に基本的な清掃しかしないかもしれません。お風呂掃除で言えば、エプロン内はオプション料金(別料金)にしていて、エプロンクリーニングも頼むと、合算して高くなってしまうかもしれません。

作業の多くをオプション扱いの別料金にしていて、全部合わせると結局高くつく場合と、本料金が高めでも幅広い箇所を掃除してくれるプランであれば後者の方がいいですよね。

表示されている料金で何を、どこまでクリーニングしてくれるのか事前に確認しておきましょう。

キャンセルはいつまでなら可能か

都合が悪くなり、キャンセルをしなければならないこともあります。前日までならキャンセル料がかからない業者もあれば、1週間前のキャンセルでも100%キャンセル料を取る業者もあるので注意しましょう。

キャンセル料がかかる業者がダメだというわけではありません。個人事業者の場合、前日にキャンセルされては、その日の仕事がなくなってしまいます。ドタキャンは避けるべきで、なるべく早くキャンセルする場合は言いましょう。

大手ハウスクリーニング業者の場合、ドタキャンに近い形でも、そのスタッフを他の応援に回せるだけの余力や需要があり、キャンセル料がかからなかったり、少なかったりします。

だからと言ってドタキャンすると「ブラックリスト」に載る可能性もあるので注意してください。

駐車場代・スタッフの交通費などは別途必要か

基本料金、クリーニング料金のほかに、交通費や車で来る場合の駐車場代を別途請求する業者もいます。交通費込みなのか別なのか、自宅に駐車スペースがあればそこに駐車してもらえば、駐車場代がかからないかどうか、など事前に確認してください。

ただし、本気で清掃しようと思えば、車でないと来られない清掃用具もあります。電車に乗って軽装で来られても・・、ということもありますよね。

サービス不備や物損の場合は補償してくれるか必ず確認

最初の項目でも買いましたが、物損や破損した場合の保障は大丈夫でしょうか?賠償保険に入っていない業者に依頼するのは、やはりリスクが高すぎます。

また、品質保証サービスとして、一定レベルに達しないクリーニングをしたり、当日、器具を忘れてできない箇所があったり、提供するクリーニングサービスに不備があった場合の保証、つまり無料で再度やってくれるかどうか、返金サービスなどのアフターケアがしっかりしているか確認しましょう。

実際に品質保証サービスがあっても、「基準に達している」「それは求めすぎ」「お客様がクレーマーでは?」と言った言わないになっては最悪です。

こちらがクレーマーになってはだめですが、根拠のある(本来の意味での)「claim」を言う事は問題ないですし、聞き入れる顧客対応は重要と考えます。

ハウスクリーニングのコストを少しでも安く抑える方法

同じクリーニングサービスでも、依頼の仕方でコストを抑えることができます。これは特に知っておいて損はないので是非とも実践してみてください。

安いシーズンを狙う

ご存知にようにモノやサービスの価格は需要と供給の関係で決まります。ホテルの宿泊料金も連休や週末、お盆などには高く、旅行シーズン外の平日はとても安いですよね。

ハウスクリーニングも同様に、繁忙期は値段が高く、閑散期は値段が安くなります。安いシーズンを狙えば、同じサービスを安く受けられます。

ハウスクリーニングの繁忙期は、言うまでもなく

・引っ越しシーズン(3月~4月)
・年末大掃除(12月)
・土日祝日

ですよね。これに該当すると、サービス料が高くなります。

安い時期はこの逆なので

・夏や秋
・平日

ということになります。急な転勤や何かに荒らされたなど、緊急のクリーニングが必要ないのであれば、敢えて繁忙期に行うメリットはありません。ハウスクリーニングの需要が少ない時期にお願いすれば、価格だけでなくサービスもおまけしてくれるかもしれません。

何箇所かまとめて依頼する

クリーニング業者が、清掃用具を積んで家にやってくるコストは、清掃箇所に比例するわけではなく、ほぼ変わらないはずです。

つまり、「今月はエアコンをお願いします」「来月はお風呂をお願いして、翌週にはキッチンを・・」と依頼するよりも、一度に全部お願いした方が、クリーニング業者の固定費も少なくて済みますし、「まとめ割引」のようなものがあるかもしれません。

その都度依頼するのではなく(緊急にクリーニングが必要な場合は別ですが)、まとめて依頼した方が割安になります。

同じ条件で複数の業者に見積もってもらう

企業の契約もそうですが、合い見積もりを取るのはとても有効です。複数(2~3社)の業者に同じ条件で、見積もりを出してみましょう。

その中で一番安いところに依頼するのはもちろんですし、「もう少し値引きしてくれれば御社に決めるのに・・」と言って価格交渉すれば、「それではお勉強させていただきます」とさらに値引きしてくれることもあります。

これは価格交渉の駆け引きなのですが、ハウスクリーニング業界の競争も熾烈なので、一件でも多く制約したいはずです。

業者の足元を見るようで心苦しいと思うかもしれませんが・・、大いに足元を見てもいいのではないでしょうか!?

利用できそうなキャンペーンがないか調べる

クリーニングと同じで、シーズンによってキャンペーンを行うことがあります。クリーニングならば、「春物30%引き」みたいなキャンペーンですが、ハウスクリーニングの場合は、秋口に「エアコンクリーニングキャンペーン」のようなものをします。

通常15,000円かかるクリーニングが10,000円くらいに下がることもあるので、まとめて依頼するときには、キャンペーンが利用できないか調べてみましょう。思わぬ掘り出し物メニューがあるかもしれません。

最後は「口コミ」で本音をチェック

比較サイトには口コミ評価が掲載されています。この評価がいい業者ならば個人事業者でも大丈夫です。大手はtwitterなどでエゴサーチすれば、本音がわかるはずです。あとは「○○(業者名) 口コミ」で調べてみましょう。

まとめ

・大手ハウスクリーニング業者の方が保証やサービスの平均値が高い
・中小クリーニング業者に依頼する場合は、2つのハウスクリーニング協会への加盟の有無が目安になる
・比較サイトで検索できる個人ハウスクリーニング業者は玉石混交で、よく見極めないと失敗する
・依頼する際は安くなる方法がありチェックしたい
・シーズンによって価格が異なるので、急ぎではない場合オフシーズンを狙いたい
・ただし、価格だけで判断するのは危険で、最終的には口コミ等でサービスそのものをチェックしたい